【もう迷わない】1Passwordのマスターパスワードの作り方と安全な管理方法

1Passwordは、強力なパスワードを自動で作ってくれたり、ログインをサクッと済ませてくれたりと、とても頼りになるサービスです。
使い始めると「もうパスワードを覚える生活には戻れない…!」と感じる人も多いはず。

ただひとつだけ気をつけたいのが、自分で決めた“マスターパスワード”は絶対に忘れてはいけないということ。

これを失念してしまうと、基本的に復元やリセットはできません。

この記事では、忘れにくいマスターパスワードの作り方と安全に管理する方法についてお伝えします。

最初にきちんと設定しておけば、「もしマスターパスワードを忘れたらどうしよう…」という不安も消えていくはず。
ぜひ、安心して使い続けるための備えとして参考にしてみてください。

忘れにくいパスワードの作り方

1Passwordのマスターパスワードは10文字以上で設定できますが、安心して使うためには15〜20文字程度の長さがおすすめです。

とはいえ、「絶対に忘れてはいけない」パスワードをこの長さで作るのは、なかなかハードルが高いですよね。
しかも、他人に推測されやすい内容は避けなければならないため、パスワード選びは慎重さも求められます。

マスターパスワードで避けるべき例
・自分の名前
・誕生日
・よく使われる単語や並び
(例:abcd1234、111111、password など)

でも大丈夫。
自分しか知らないこと・好きなもの・思い出などをうまく組み合わせれば、長くても覚えやすいパスワードが作れます。

以下は、そんな「覚えやすくて強いパスワード」の具体例です。

■ 結婚記念日をベースにする
元ネタ:結婚記念日 → 2000年11月22日
パスワード例:
Kekkonn20001122
(結婚 2000年11月22日)

■ 住んだ都道府県を並べる
元ネタ:愛知 → 東京 → 長野
パスワード例:
154Aichi>Tokyo>Nagano
(引っ越し 愛知→東京→長野)

■ 好きな芸能人(推し)を使う
元ネタ:横浜流星
パスワード例:
YokohamaRyusei3150!
(横浜流星 最高!)

■ 好きな漫画を入れる
元ネタ:ガラスの仮面
パスワード例:
Garasunokamen12006?
(ガラスの仮面 いつ終わる?)

■ 好きな言葉を使う(その1)
元ネタ:時は金なり
パスワード例:
¥tokihakanenari¥
(¥時は金なり¥)

■ 好きな言葉を使う(その2)
元ネタ:五臓六腑にしみわたる
パスワード例:
5zou6ppuni43wataru
(五臓六腑にしみわたる)

どうでしょう?
こういうふうに「自分だけの世界観」で作ってみると、長くても覚えやすい、でも他人には絶対当てられないパスワードができます。

目次

マスターパスワード・シークレットキー安全な保管方法

マスターパスワードを「どこに、どうやって安全に保管するか?」は、多くの人が迷うポイントです。
紙で印刷するのか、クラウドに置くべきなのか……正解がわかりにくいですよね。

さらに1Passwordには、マスターパスワードとは別に、34文字の英数字+ハイフンで構成された “シークレットキー” も存在します。どちらもアカウントを守るために欠かせない情報ですが、それぞれの役割は全く異なります。

まずはこの2つの違いを整理したうえで、その後におすすめの管理方法を紹介していきます。

マスターパスワードとシークレットキーの違い

1Passwordには 「マスターパスワード」と「シークレットキー」 という、役割の異なる2つの重要な情報があります。
それぞれの違いをざっくりまとめると、こんなイメージです。

●マスターパスワード|ユーザーが決める“メインの鍵”
●シークレットキー|1Passwordが作る“追加の鍵”

マスターパスワード
シークレットキー
設定者
ユーザー自身
1Passwordが自動生成
使うタイミング
1Passwordのロック解除時
新しい端末やブラウザから“初回サインイン”するとき
変更の可否

変更可(公式サイトやアプリから)

変更不可(固定)

通常の利用では、ロック解除に使うのは マスターパスワードだけ です。
ですが、新しい端末やブラウザからサインインする場合は、マスターパスワード+シークレットキーの両方が必要 になります。

これは、もしマスターパスワードが他人に知られたとしても、
シークレットキーがなければ絶対にサインインできない
という強力な仕組みになっているからです。

つまり、シークレットキーは 1Passwordアカウントを強固に守る“第二の鍵” のような存在。マスターパスワードと同様、とても大事な情報です。

マスターパスワードとシークレットキーおすすめの管理方法

マスターパスワードとシークレットキーは、「2つがそろって初めて金庫が開く鍵」のような関係です。

そのため、同じ場所(同じ紙・同じファイル・同じアプリ)にまとめて保管してしまうのは危険。
万が一盗まれたり覗かれたりした場合、両方同時に突破されるリスクが高くなるためです。
安全のためにも、必ず別々に保管することが重要です。
以下におすすめの管理方法をまとめました。

マスターパスワード

シークレットキー

記載物

紙に手書きまたは印刷

PDF(エマージェンシーキット)

保管場所

金庫や鍵付きの引き出し
など

Cloud・Googleドライブなどのクラウド

それぞれの保存場所を分けることで、万が一どちらかが漏れても、もう片方が守ってくれる形になります。
この管理方法をおすすめする理由については、次の章で詳しく解説します。

マスターパスワードはオフライン保管がおすすめの理由

マスターパスワードは紙に書いてオフラインで保管するのがおすすめです。
オフライン保管をおすすめする理由は、そこにネット由来のリスクを一切持ち込みたくないからです。
マスターパスワードは、いわば1Password全体を守る最後の砦。
もしオンラインに置いてしまうと…

 同期しているクラウドが突破されたら?
 ウイルスに感染して覗き見されたら?
 端末を乗っ取られたら?

こうした “オンラインならでは” のリスクがすべて関係してきます。
だからこそ、マスターパスワードだけは
ネットに触れない=リスクを持ち込まないオフライン保管が安心なんです。

もちろん、オフライン保管にも「紛失」「盗難」といったリスクはあります。
でも、オンラインと違って
“どこに潜んでいるかわからない相手に盗まれる” という状況は起きません。
リスクの範囲が限定され、管理しやすくなります。

さらに、1年に一度だけでも保管場所を見直したり確認したりすることで、紛失のリスクはぐっと下げられます。

ちなみに私は、マスターパスワードを 2カ所 に分けて保管しています。
・鍵付きの引き出し
・パスポートの中(普段まず失くさないので安全)

日常生活の中で無理なく続けられる方法を見つけるのがポイントです。

シークレットキーはクラウド保管がおすすめの理由

マスターパスワードがオフライン保存なので、シークレットキーは、クラウドに保存するオンライン保管をおすすめします。
シークレットキーは、「エマージェンシーキット」というPDFに記載されています。1Passwordのアカウント作成時にダウンロードするよう案内されるので、すでにダウンロード済みという人も多いでしょう。

エマージェンシーキットは、1Passwordのアカウントからいつでもダウンロードすることができます。すでにPDFの形式になっているので、クラウド保管も簡単です。

エマージェンシーキット ダウンロードの手順

では、実際にエマージェンシーキットをダウンロードしてみましょう。

①1Password公式サイトにアクセスし、自分のアカウントにサインインするhttps://1password.com にアクセスし、「サインイン」をクリック

「サインイン」の表示がない場合は、右の3本線をクリックすると表示される

「アカウントを選択」画面で自分の名前をクリックしサインインする

②「アカウントを管理」を表示する
サインインしたら、画面右上の自分の名前から「アカウントを管理」をクリック

③「緊急キット」の保存をクリック
「アカウントを管理」画面を下にスクロールすると「緊急キット」の項目があります。青い保存ボタンをクリックし、エマージェンシーキットをダウンロードします。

生体認証(Face ID / Touch ID)でセキュリティ強化

顔認証や指紋認証をオンにしておくと、マスターパスワードを入力しなくても1Passwordを解除できるようになります(ただし14日に1度はマスターパスワードの入力が必要です)。

生体認証はログインをラクにしてくれるだけでなく、セキュリティ面でも大きなメリットがあります。

マスターパスワードの露出が減る

マスターパスワードは「1Passwordの最後の砦」。
だからこそ、使う回数が少なければ少ないほど安全です。

生体認証を使うことで、以下のようなリスクをグッと減らせます。

・他人に覗き見される
・入力ミスで表示されてしまう
・キーロガーに盗まれる

※キーロガー=入力内容をこっそり記録する不正ソフト

「入力しない」ことでセキュリティレベルが一気に上がります。

顔データや指紋データは盗まれない

マスターパスワードは“知識として覚える情報”なので、万が一知られてしまえば悪用される可能性があります。
一方で、指紋や顔といった生体情報は、iPhoneやMacの端末内に厳重に閉じ込められていて、外部へ送信されることはありません。そのため、クラウドに流出する心配もありません。
 指紋認証 → 本人の指が必要
 顔認証 → 本人の顔が必要

これらを“盗んで再現する”のは、現実的にはほぼ不可能です。
つまり、生体認証はパスワードよりも圧倒的に突破されにくい、防御力の高い仕組みなのです。

長いマスターパスワードを設定しやすくなる

「長いパスワードの方が安全なのは分かっているけれど、毎回入力するのが面倒で短くしてしまう…」という人は少なくありません。
でも、生体認証を使えばマスターパスワードを入力する回数が大きく減ります。
そのおかげで、15文字・20文字・30文字といった長いパスワードでも気にせず設定できます。
“使いづらさが原因で弱いパスワードを選んでしまう” という問題が、ほぼ解消されるのが大きなメリットです。

生体認証(Face ID / Touch ID)をオンにする方法

MacとiPhoneで1Passwordの生体認証をオンにする方法についてお伝えします。

■Macで1Passwordの生体認証(Touch ID)をオンにする方法

① 1Passwordの左上の名前から「設定」を開く

②「セキュリティ」をタップ
 「Touch IDを使用してロック解除する」にチェックを入れる

設定はこれで完了です。

■iPhoneで1Passwordの生体認証(Touch ID)をオンにする方法

① 1Passwordの左上のアカウントマークから「設定」を開く

②「セキュリティ」をタップ


③「Face IDを使用してロック解除する」をオンにする

設定はこれで完了です。

【まとめ】今日から安心して1Passwordを使おう!

1Passwordのマスターパスワードは、あなたの大事なデータを守る“最後の砦”。
ポイントは「強く作る」「安全に管理する」「できるだけ露出させない」の3つです。

生体認証を使えば、長いパスワードでも日常のストレスなく運用できますし、オフラインとオンラインをうまく使い分けながら、マスターパスワードとシークレットキーを別々に保管しておくことで、より堅牢なセキュリティを実現できます。

「作り方」と「守り方」を押さえておけば、1Passwordはとても心強い相棒になりますよ。

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