在宅ワークが多くなり、家で印刷する機会が増えています。
みなさんの家のプリンターは、サクサク動いていますか?
何度も紙詰まりを起こしたり、キレイに印刷できなかったりしてイライラしていませんか?
半年前、我が家のカラーインクジェットプリンターが壊れてしまい、モノクロレーザープリンターに替えたところ、想像以上に快適に印刷できています。
たまにしかカラー印刷しないなら、思い切ってモノクロレーザープリンターに替えてみてはいかがでしょうか。
モノクロレーザープリンターのメリットと実際の使用感について紹介します。またカラー印刷したいときの対応策についてもお伝えします。
家のプリンターにストレスを感じている方、インクカートリッジ代を節約したい方は、ぜひ参考にしてください。
インクジェットプリンターのストレスポイント
家庭用プリンターで最も多く販売されているのは、カラーのインクジェットプリンターです。しかしインクジェットプリンターには、いくつかのストレスポイントがあります。
ランニングコスト
インクジェットプリンターの最大のストレスは、高いランニングコストです。一般的なインクジェットプリンターは小型のインクカートリッジを使用するため、インクの交換頻度が高い傾向にあります。
メーカーの純正カートリッジは価格が高く、印刷コストが嵩みます。
また4色、6色とインクの数が多く、それぞれ消費スピードも違うため、
ストック管理も面倒です。
印刷品質
インクジェットのインク種類によっては、耐光性が低く、長期保存時に色あせしやすいことがあります。また、しばらくプリンターを使用しないとキレイに印刷できなかったり、印字がかすれてしまうこともストレスポイントになっています。
印刷速度
インクジェットプリンターは印刷速度が遅く、特に高品質な印刷を行う場合はさらに時間がかかります。
また、プリンターの立ち上がりが遅かったり、ヘッドクリーニングが必要だったりして、印刷するまでに数分待たされることもあります。
【brotherモノクロレーザープリンター】のメリット
【brotherモノクロレーザープリンター】の実際の使用感とインクジェット式と比較して感じたメリットについてお伝えします。
私が購入したのは、ブラザー プリンター A4モノクロレーザー HL-L2330D
プリンター本体価格が安い
私が購入したプリンターは「ブラザー プリンター A4モノクロレーザー HL-L2330D」
USB接続モデルです。一般的にレーザープリンターは高いというイメージがありますが、1万円前後で購入しました。他に無線LAN対応モデルがあり、USB接続モデルより価格が3千円ほどアップします。
私は印刷する頻度が多くないのでUSB接続を選びましたが、よく印刷する方やプリンターを棚やクローゼットなどにしまっておきたい方は無線LANモデルがおすすめです。
ランニングコストが低い
メーカーが正規で販売している純正カートリッジの価格帯は、8000円代〜9000円代と割高ですが、互換カートリッジなら2000円を下回る価格で購入できます。
インクジェットプリンターの場合、互換カートリッジを使用すると、ノズル詰まりを起こしたり、インクが漏れたりしてプリンター自体がダメになってしまうことがあります。しかしレーザープリンターはインクではなくトナーなので、互換カートリッジを使用しても詰まることや漏れることがありません。
実際に私は以下の互換カートリッジを使用していますが、何の問題もなくキレイに印刷ができています。
【ヨコハマトナー】ブラザー(Brother)用 TN-29J ブラック 単品 互換トナーカートリッジ
モノクロなのでブラックだけ購入すればよく、ストック管理が楽になります。
1つのカートリッジで約3000枚印刷することができるので、カートリッジ交換の手間も軽減されます。
ちなみに購入時のカートリッジはテスト印刷用なので700枚しか印刷できません。
印刷が早くてキレイ
レーザープリンターは印刷スピードが早く、印字がかすれたり滲んだりすることがありません。
A4片面で1分につき約30枚とかなり高速で印刷してくれます。1200×1200dpiの高解像度で、くっきり鮮明に印刷することができます。
操作性がよく使いやすい
トナーカートリッジの交換、給紙、排紙などすべての操作を前面から行えるため、使いやすいと感じます。また自動で両面印刷ができるので用紙の節約にもなり、作業効率の向上が期待できます。自動給紙トレイに入れる紙のサイズはA4だけですが、手差し印刷ができるので、封筒やハガキにも印刷可能です。
カラー印刷したいときの対応策
いくらレーザープリンターの操作性がよくても、カラー印刷ができなくなることに不安を感じる人もいるでしょう。
たしかに写真、年賀状、グラフや作図などが入った資料は、カラーで印刷する必要があります。しかし使用頻度が少ないのであれば、別の方法で対処することも可能です。
また、カラープリンターを手放すことで、今までの習慣を見直すきっかけになることもあります。
年賀状印刷
カラー印刷ができないことで一番不便なのは年賀状印刷です。
年賀状を印刷したいからカラープリンターを使っているというご家庭も多いでしょう。
ただ時代が移り変わり、郵便料金も値上げされるなか、これからも年賀状での挨拶を続けたいと思う人はどのくらいいるでしょうか。
私はカラープリンターが壊れたことをきっかけに、年賀状をやめることにしました。
いわゆる年賀状じまいです。友人へのお知らせは、LINEでサクッと済ませました。
LINEだと失礼にあたる相手に対しては、年賀状じまいをお知らせするはがきを出してもよいでしょう。
ネットで「年賀状じまい」と検索すれば、色々なハガキを見ることができます。自分に合った文面のハガキを購入することも可能です。
年末の忙しい時に年賀状のことを考えなくて済むのは、本当にラクです。年賀状をやめたい方は、カラープリンターがないことを理由にすれば、すんなり年賀状じまいすることができます。
それでも年賀状は続けたいという方は、ネットなどの印刷サービスを利用するのも手です。平均的な印刷サービス代は30枚のカラー印刷で約7,000円~8,000円です。
無料で宛名印刷までしてくれるので、年末の忙しい時期に時間を買うと考えれば高くないかもしれません。
グラフや作図が入った資料
グラフや作図、色マーカーが入っている資料などは、カラー印刷の方が断然に見やすいです。他人に見せるための資料ならカラー印刷の必要がありますが、自分が見るための資料なら、画面をスクショしたり、PDF管理で済ませることができます。
資料にメモを書くために印刷する人もいますが、PDFに直接書き込みすることも可能です。Google拡張機能を使えば、無料でPDFに書き込みができるので、おすすめです。
PDF管理は、紙代、印刷代の節約になり、また紙と違って紛失する心配がないというメリットもあります。
どうしてもカラー印刷が必要となる場合は、データをUSBメモリに保存しコンビニのマルチコピー機で印刷してもよいでしょう。また事前にデータをコンビニのWebサイトにアップロードする方法でも、コンビニのマルチコピー機で印刷することができます。
おわりに
インクジェットプリンターは、多くの家庭で使用されていますが、操作性にストレスを感じるユーザーも増えています。
時代は移り変わり、年賀状や写真を印刷する家庭も減ってきています。プリンターのおもな使用目的が在宅ワークや子どもの学習用なら、モノクロレーザープリンターで十分役割を果たすことができます。
「たまに印刷するから」とインクジェットプリンターを使い続けていると、時間とお金を無駄にしてしまうかもしれません。
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