老眼でも読書はまだまだ楽しい|Kindle Unlimitedで広がる新しい楽しみ方

久しぶりに昔読んでいた単行本を開いて、思わずびっくり。
「文字が小さすぎて見えない…」
老眼世代の“あるある”ではないでしょうか。

老眼を感じるようになってから、紙の本での読書が少し億劫になった——そんな方も多いと思います。

けれど今は、電子書籍という心強い味方があります。文字サイズを自分に合った大きさに変えるだけで、読書はぐっと快適になります。

私が利用しているのは、Amazonの電子書籍読み放題サービス
Kindle Unlimited。

使い始めてみると、単に「文字を大きくできる」だけではありませんでした。

旅行先でガイドブックを読んだり、ドラマの原作を探したり、親戚の子のために絵本をダウンロードしたり……。
思っていた以上に、読書の楽しみ方が広がりました。

この記事では、Kindle Unlimitedの基本的なサービス内容とともに、中高年世代にこそおすすめしたい活用法をご紹介します。

「老眼で読書から遠ざかっていた」
「電子書籍って実際どうなの?」
そんな方は、ぜひ最後までお読みください。

Kindle Unlimitedのサービス内容

Kindle Unlimitedとは、対象となっている電子書籍を“借りて”ダウンロードし、スマートフォンやタブレット、PCなどで読むことができる定額読み放題サービスです。
Kindleの図書館の中から好きな本を選び、いつでも手軽に読書を楽しめます。

【Kindle Unlimitedサービスの詳細】
●月額料金: 980円(税込)
初めて利用する方は、30日間の無料体験があります。
期間内に解約すれば料金はかかりませんので、気軽に試すことができます。
また、Amazonのセール時期には
「2か月99円」や「3か月99円」などのお得なキャンペーンがよく実施されています。

●対象冊数: 500万冊以上
Kindle Unlimitedの対象書籍は500万冊以上。
小説、漫画、ビジネス書、実用書、雑誌などジャンルも豊富で、「読みたい本がきっと見つかる」と感じられるラインナップです。

● 同時に利用できる冊数:20冊まで
自分のライブラリに保存しておけるのは、最大20冊です。
21冊目を読みたい場合は、現在借りている本を1冊「返却」すれば、新しい本をダウンロードできます。

●同時に利用できる端末数:6台まで
1つのアカウントで、スマートフォンやタブレット、PCなど最大6台の端末で利用できます。
同じ本を複数の端末にダウンロードできるため、外出先ではスマートフォン、自宅ではタブレットというように、使い分けも可能です。

目次

Kindle Unlimitedのメリット・デメリット

Kindle Unlimitedを実際に使ってみて感じた、おすすめポイントと、少し気になった点をお伝えします。

Kindle Unlimitedのメリット

テキストをコピーできる

Kindle Unlimitedを使っていて、「これが一番便利かもしれない」と感じたのが、本の中の文章をコピーしてメモに保存できる機能です。読書をしていると、ふと心に引っかかる一文に出会うことがあります。
たとえば——
・自分の勉強不足で、すぐには理解できなかった言葉
・これまでにない新しい視点で書かれた一文
・的を射た表現や、思わずうなずいてしまうフレーズ

「あとで読み返したい」と思ったとき、私はメモアプリに残すようにしています。
テキストをコピーして貼り付けると、著者名・書籍名・ページ番号まで自動で記録されるのでとても便利です。
「あの文章、どの本だったかな?」と探す手間がありません。
気になった一文から、もう一度その本を読み返すこともできます。

本の「つまみ食い」ができる

Kindle Unlimitedを利用するようになってから、1冊の本を最初から最後まできっちり読むことに、あまりこだわらなくなりました。
気になる本をとりあえずダウンロードして読み始め、もし自分に合わないと感じたら、すぐに返却します。
まずは気軽に読んでみる――そんなスタイルです。

1冊をざっと読み、役に立つ数行や心に残る一文に出会えたら、それだけで十分。そんな感覚で読書を楽しんでいます。
この「本のつまみ食い」ができるのは、大きなメリットです。
とくに何か答えを探しているときの読書には、とても効率的。時間を有効に使いながら、自分に必要な情報だけを取り入れられます。

オフラインで読める

あらかじめ本をダウンロードしておけば、インターネット環境がなくても読書を楽しめます。通勤中や旅行先など、ネットがつながりにくい場所でも安心です。

私は持ち運びしやすい iPad mini をいつもカバンに入れています。Wi-Fiがある場所で何冊かダウンロードしておくと、電車の遅延や病院の待ち時間が長引いたときでも、イライラせずに過ごせるようになりました。

iPad miniを開けば、すぐに読書の時間。
「ちょっとしたすき間時間が、ちょっと楽しい時間に変わる」――そんな感覚です。
気づけば、自然と読書する習慣が身についていました。

家族でアカウントを共有して使える

家族でAmazonアカウントを共有し、別々の端末で利用することも可能です。
わが家では、私と息子が同じアカウントを使い、それぞれの端末で Kindle Unlimited を楽しんでいます。
1つのアカウントで最大20冊までダウンロードできるため、2人で使っても十分活用できます。月額980円を家族でシェアできると考えると、かなりお得に感じています。

ただし、注意点もあります。
同じアカウントでログインしているため、読んでいる本の履歴は共有されます。「どんな本を読んでいるか見られたくない」という方には、少し気になる点かもしれません。

また、Amazonアカウントやパスワードを家族に伝えることに抵抗を感じる方もいらっしゃるでしょう。その場合は、あらかじめログインしておいたタブレットなどを渡して利用する方法もあります。

Kindle Unlimitedのデメリット

新刊や話題作が対象外であることが多い

Kindle Unlimitedでは、新刊や話題作は読み放題の対象外になっていることが少なくありません。
また、シリーズ漫画の場合、1巻のみが対象で、2巻以降は購入が必要になるケースもあります。続きが気になる作品に出会ったときは、残念に感じることもあります。

人気の高い本は単体でも十分に需要があるため、すべてが読み放題になるわけではないのは当然かもしれません。
そのため、新刊や話題作を中心に読みたい方や、シリーズ作品を最後まで一気に読みたい方には、やや物足りなく感じる場合もあります。

話題作でも読み放題の対象となっているものもあります。
とくに映画の公開が近い作品は、読み放題となるケースが多いです。

またシリーズ漫画でも新刊を除いて全巻読める作品もありますし、読み切り作品も豊富です。
「いろいろ試してみたい」
「新しい作品に出会いたい」
そんな方にはぴったりのサービスです。気になる漫画を気軽にダウンロードして読むうちに、思いがけずお気に入りの一冊に出会えるかもしれません。

本のラインナップが入れ替わる

Kindle Unlimitedの対象作品は、定期的に入れ替わります。
「あとで読もう」と思っていた本が、数日後に検索すると対象外になっていた——そんなこともあります。
一方で、新たに対象となる本も追加されるため、入れ替わり自体が悪いことばかりではありません。思いがけない一冊に出会える楽しみも増えます。
ただし、読める本が常に同じとは限らないため、気になる本を見つけたら早めにダウンロードしておくのがおすすめです。
対象外になった場合でも、すでにダウンロード済みの本は引き続き読むことができます。
なお、ラインナップの入れ替えは月初に行われることが多いようです。月末に一度チェックしておくと安心です。

対象の本が検索しにくい

Kindle Unlimitedはとても便利なサービスですが、「対象作品が少し探しにくい」と感じることがあります。とくに初めて利用する方は、戸惑うこともあるかもしれません。
Amazonの検索窓にそのまま書籍名を入力すると、通常購入の書籍や関連商品も一緒に表示されるため、読み放題の対象作品だけを見つけるのは意外と手間がかかります。
しかし、対象作品に絞って簡単に検索する方法があります。
パソコンのAmazonサイトと端末で利用するKindleアプリで検索する方法があります。検索の手順が異なりますので、それぞれの探し方をご紹介します。

● パソコンで検索する方法
・ブラウザでAmazonのページを開きます。


・「Kindle本」をクリックします。


・「Kindle Unlimited 読み放題」をクリックします。
「Kindle本」の下に詳細が現れるので「Kindle Unlimited 読み放題」をクリックします。


・検索窓で検索ワードを入力します。
検索窓の横が「Kindle Unlimited」になっていることを確認し、検索窓に書籍名などの検索ワードを入力します。

● Kindleアプリで検索する方法
・Kindleアプリを開き、上部の検索窓で検索ワードを入力します。


・Kindle本全体の中での検索結果が表示されます。

この状態では、Kindle Unlimitedの対象と対象外が混在した状態で表示されされます。


・検索窓近くのフィルターのマークをタップします。

・「Kindle Unlimited」をタップしフィルターをかけます。

・「Kindle Unlimited」対象の本が上に表示されます。

これらの方法を知っておけば、読み放題の対象作品をスムーズに見つけることができます。

中高年世代にこそおすすめしたい設定・活用法

自分の合う文字サイズや明るさで読書を楽しめる電子書籍は、中高年の強い味方です。
Kindle Unlimited には、他にも中高年におすすめしたい活用法がたくさんあります。
ここでは、私が実際に行っているKindle Unlimited の設定や活用法について紹介します。

文字を拡大して画面を見やすくする方法

Kindleアプリで文字を自分に合うサイズに調整して、画面を見やすくする方法についてお伝えします。

・Kindleアプリで本を開き、画面を一度タップします。
・画面の上部に表示される「Aa」をタップします。

・文字サイズや画面の明るさを調整します。

本を読んでもらう方法(アシストリーダー)

目が疲れてしまったときや、読書したいけれど手がふさがっているときは、Kindleアプリのアシストリーダーをオンにすると、本の内容を読み上げてもらうことができます。
Kindle Unlimitedを利用していると、読むだけでなく「聴く読書」ができるのも便利なポイントです。

洗濯物を畳むときやアイロンがけの時間など、手が離せない場面で活用すると、効率よく情報を取り入れられます。アシストリーダーが自動で読み進めてくれるため、ページをめくる必要もありません。

ただし、音声はやや機械的で、ロボットのように聞こえることがあります。そのため、内容によっては聞き取りにくいと感じることもあります。

対策としては、文字サイズを大きくした画面で再生し、文字でも確認するようにすると聞き逃しがありません。
なお、本の種類によってはアシストリーダーに対応していないものもあります。

● アシストリーダーの設定
・Kindleアプリで本を開き、画面を一度タップします。
・画面の上部「Aa」をタップします。

・詳細設定の上部「その他」をタップします。

・「アシストリーダー」と「音声に合わせて文字をハイライト」をオンにします。

・「再生」ボタンをタップします。
画面の右下にあらわれた「再生」ボタンをタップすると本の読み上げがはじまります。

旅行先の情報収集

旅行の行き先が決まると、私はまず Kindle Unlimited でガイドブックを検索します。
「るるぶ」や「まっぷる」は対象になっていることが多く、「地球の歩き方」も地域によっては読み放題に含まれている場合があります。

ガイドブックだけでなく、その土地の歴史に関する本や地図もあわせてダウンロードしておくと、旅の楽しみがぐっと広がります。背景を少し知っているだけで、同じ景色でも見え方が変わるものです。

以前は図書館で情報収集をしていましたが、借りた本を旅行先へ持って行くのは少し大変でしたし、返却日も気になります。
その点、Kindle Unlimitedならタブレットひとつで複数の本を持ち歩けます。
読み終わったら、返却も簡単です。

情報から知恵を得る

特定のテーマについて知りたいとき、みなさんはどうしていますか。
インターネットで検索する、という方が多いかもしれません。

検索は「今知りたいこと」にすぐたどり着ける便利な方法です。
けれど、本を読んでいると、自分では必要だと気づいていなかった“本質的な気づき”に出会うことがあります。

それは、本が断片的な情報の集まりではなく、著者がテーマを深く掘り下げ、体系的にまとめているからだと思います。序章から結論まで、一本の筋が通っている安心感があります。

さらに、同じテーマについて何冊か読み比べていくと、多角的な視点が見えてきます。その積み重ねが、「なるほど、そういうことか」という腹落ちにつながります。
そうして得た気づきは、単なる情報ではなく、やがて自分の中の“知恵”として残っていきます。

まとめ|老眼でも、読書の楽しみはまだまだ広がる

年齢とともに目の変化を感じるようになり、「もう読書は難しいのかな」と思ったこともありました。

けれど、文字サイズを変えられる電子書籍に出会い、読書の形が少し変わっただけで、楽しみはむしろ広がりました。

旅行前にガイドブックをダウンロードしたり、気になるテーマの本を何冊も読み比べたり、絵本を読んであげたり。
本は、静かに人生を豊かにしてくれる存在だと、あらためて感じています。

Kindle Unlimitedは、すべての本が読めるサービスではありません。
新刊や話題作が対象外のこともありますし、ラインナップも入れ替わります。

それでも、「気になったら気軽に読んでみる」という読書スタイルは、思っていた以上に自由で楽しいものです。

本を一冊、きっちり最後まで読まなくてもいい。
数ページでも、数行でも、心に残る言葉に出会えたらそれで十分。

読書は、がんばるものではなく、楽しむもの。

もし「最近あまり本を読んでいないな」と感じているなら、まずは30日間の無料体験から始めてみるのもひとつの方法です。

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