「毎月の水代が高いな…」と感じたことはありませんか?
宅配型ウォーターサーバーを使っていたり、スーパーでペットボトルをまとめ買いしていると、思った以上にお金も手間もかかってしまいますよね。「もっと安く、ラクに、安全でおいしい水を家族に飲ませたい」
そんな悩みを解決してくれるのが、浄水型ウォーターサーバーです。
我が家では、デザイン性の高さに惹かれ、ウォータースタンド社の機種を検討しました。タンク型の「ピュアライフ」と水道直結型の「アイコン」で散々迷い最終的に「ピュアライフ」を選びました。
この記事では、浄水型ウォーターサーバー「ピュアライフ」と「アイコン」の特徴や料金、メリット・デメリットをわかりやすく比較します。
「どっちを選べばいいか迷っている」「浄水型ウォーターサーバーで本当に節約できるの?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「ピュアライフ」と「アイコン」特徴と比較
ウォータースタンド社の浄水型ウォーターサーバーは、まろやかで飲みやすい水と、シンプルで洗練されたデザインが魅力です。実際に無印良品の店舗にも設置されており、その品質とデザイン性が評価されています。
なかでも 「ピュアライフ」 と 「アイコン」 は、最新モデルとして注目されている人気機種です。どちらも使いやすさや満足度が高く、家庭用に選ばれることが多いウォーターサーバーです。
ここでは、それぞれの 特徴や料金の違い をわかりやすく比較できるように、以下の表にまとめました。
タンク型「ピュアライフ」 | 水道直結型「アイコン」 | |
サイズ | 据え置き型 W260 × D370<422> × H1,204mm (D422mmは受け皿使用時) | 卓上型 W180× D240<340> × H385mm |
月額料金 | 3,300円 | 4,400円 |
月々の電気代 | 800円〜1,000円 | 400円〜500円 |
初回設置代 | なし | なし |
設置場所 | 自由(水道の近くに置くのがおすすめ) | 水道から5m以内 |
浄水処理能力 | 1日平均14L | 1日平均10L |
水の温度 | 冷水(5℃)・常温 温水(90℃) | 冷水(5℃)・常温 温水(70℃・80℃・90℃) |
抽出量の選択 | 約120ml・約250ml 連続抽出(最大1L) | 約120ml・約180ml 約300ml・3分連続 |
音声でお知らせ | なし | あり |
給水の手間 | あり(1日に2〜3回) | なし |
掃除の手間 | タンク掃除2〜3日に1度 | なし |
カートリッジ交換 | 半年に一度(無料) | 半年に一度(無料) |
比較してみると、浄水性能などの機能、設置場所、手間、料金の面で差があることがわかります。ここからは、どちらの機種がご家庭に合うのかを、この4つの観点から深掘りしていきます。
機能からウォーターサーバーを選ぶ
まずは、ピュアライフとアイコンの浄水処理機能や温度設定に注目して、自分の家庭の使い方に合うモデルを考えましょう。
ピュアライフがおすすめのケース
家族の水の消費量が多い方や、炊飯・料理にもしっかり使いたい方には「ピュアライフ」がおすすめです。高い浄水処理能力で、安心して毎日の生活に取り入れられます。いつでも92℃のお湯が使えるので、よくカップラーメンを作るという方には、おすすめです。
アイコンがおすすめのケース
朝の白湯習慣がある方、また上級煎茶や玉露など温度管理が大事な飲み物を楽しむ方には「アイコン」がおすすめです。温水の温度を細かく設定できるため、赤ちゃんのミルク作りにも最適です。
設置場所からウォーターサーバーを選ぶ
次にウォーターサーバーを設置したい場所や水道までの距離などから、どちらのモデルが適しているか考えてみましょう。
ピュアライフに適した設置場所

ピュアライフは床に置くタイプのウォーターサーバーです。設置にはある程度のスペースが必要です。目安としては、コピー用紙B4サイズほどの面積があれば十分置けます。
水道直結ではないので、好きな場所に設置できるのも魅力です。ただし、タンクに1日2〜3回ほど水を入れる必要があるため、水道の近くに置くのがおすすめです。
アイコンに適した設置場所

アイコンは本体がコンパクトサイズなので、水道の近くにB5のコピー用紙サイズのスペースがあれば、十分設置可能です。受け皿トレイを外して使うこともできるので、さらにスッキリとした見た目になります。
アイコンは水道直結タイプなので、キッチンの水栓から5メートル以内の範囲で設置可能です。 水栓と反対側に設置したい場合は、延長ホースを床などに沿わせて取り付けることになります。見た目が気にならないよう配線カバーで覆ってくれます。
配線や水栓の形状により設置できるかどうかが決まるため、担当者による事前訪問確認が必要です。
スペースをとらないスマートさならアイコン、置き場所の自由度を重視するならピュアライフがおすすめです。
どちらも電源が必要なので、コンセントの位置もチェックしておきましょう。
かかる手間からウォーターサーバーを選ぶ
できるだけ手間をかけたくない人には、断然アイコンがおすすめです。アイコンは日常的な管理がほとんど必要ないので、ラクに使えます。
ここでは、もう一方の「ピュアライフ」にどんな手間があるのかを詳しく見ていきましょう。
ピュアライフにかかる手間
我が家でもピュアライフを使用しています。ピュアライフは、1日2~3回の給水と2~3日に1度の水タンクの清掃が必要です。
【タンクへの給水について】

我が家の場合、水栓から近い場所に設置しているので、思ったほど給水の手間は感じていません。
タンクが空になったら、ウォーターサーバーの上部のふたを開け、鍋やボウルで水道水を注ぐだけ。タンクをいちいち取り外す必要はありません。容量は約4.5Lで、大きめのボウルなら2回ほど注げば満水になります。
【タンクの清掃について】

清掃はふたを外して取り外し、中性洗剤をつけたスポンジでタンク内を洗います。タンクの形状はシンプルな四角い箱なので、特に洗いにくさはありません。
ただし、清掃頻度は2〜3日に1度が目安。これを「ちょっと負担」と感じる人もいるかもしれません。シンクに食器がたまっていたり、忙しかったりすると、つい後回しになって忘れてしまうことも…。 「前回いつ洗ったっけ?」とならないように気をつけたいところです。
ピュアライフは、時間に余裕があって、きちんと清掃管理できる人に向いていると感じます。
どちらがお得?ウォーターサーバーのコスト比較
「飲み水代を少しでも節約したい」と思って浄水型ウォーターサーバーを検討する方も多いのではないでしょうか。ここでは、ピュアライフとアイコンを「お得さ」という視点から比べてみます。
サーバーレンタル料(ひと月あたり)
・ピュアライフ:3,300円
・アイコン :4,400円
レンタル料だけを見ると、ピュアライフのほうが安く、月に1,100円、年間では13,200円の差になります。
ただし、見落としがちなのが「電気代」です。公式サイトには明確な記載がなかったため、直接問い合わせて確認したところ、次のような回答がありました。
サーバーの電気代(ひと月あたり)
・ピュアライフ:800~1,000円
・アイコン :400~500円
金額に幅があるのは、電力会社や契約プラン、使用状況によって変動するためです。
アイコンの電気代は、ピュアライフの約半分です。
レンタル料で見るとピュアライフが有利ですが、電気代まで含めるとその差は月600~700円程度に縮まります。
単純なコストだけでなく、使いやすさやお手入れの手間もあわせて考えると、自分にとってどちらがお得かが見えてきます。
浄水型ウォーターサーバーに変えてよかったこと
以前、我が家では飲み水をスーパーやドラッグストアで購入していました。浄水型ウォーターサーバーに切り替えてよかったことについてお伝えします。
安心の定額料金
浄水型ウォーターサーバーは、水道水を利用するタイプなので、たくさん使っても料金が変わらないのが大きな魅力です。
24時間、冷水もお湯も使える
水の温度は「冷水」「温水」「常温」の3種類から選べます。
温水の場合、誤操作を防ぐために、3秒の長押しでロック解除してから使用できる仕組みになっています。
我が家では、夏場でもお湯を使う機会が多く、カップ麺を作ったり、ゼリーを作ったりと大活躍です。わざわざお湯を沸かす手間が省けるので、とても便利です。
水の保管スペースが必要ない
ペットボトルを購入していた頃は、常に段ボール2箱分のストックが必要でした。頻繁に使うため、押し入れやクローゼットにしまうこともできず、気がつけば玄関脇が段ボール置き場の定位置になっていました。
しかし、浄水型ウォーターサーバーに切り替えてからは、玄関から段ボールが消え、すっきりとした空間を手に入れることができました。
プラスチックゴミが出ない
浄水型ウォーターサーバーは水道水を直接浄化して使うため、大きな水ボトルの空容器や大量のペットボトルの処理にも悩まされることがありません。プラスチックゴミの削減につながります。
ピュアライフ or アイコン 選び方【まとめ】
ウォーターサーバーを選ぶときは、料金を比較するだけでなく、「どんなふうに使いたいか」を考えることが大切です。
たっぷり水を使えて設置スペースに余裕があるなら ピュアライフ。
コンパクトさと手軽さを重視するなら アイコン。
どちらも暮らしに寄り添う一台なので、ご家庭のスタイルに合ったサーバーを選んでみてくださいね。
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