市区町村の補助金を利用する
多くの市区町村では、住宅のリフォームなどに補助金を用意しています。この補助金はあまり知られておらず、工事が終わった後に存在を知って残念な思いをしている人が少なくありません。
補助金の額や期間、条件など市町村によって違いがありますので、なるべく早い段階で情報を入手しましょう。ホームページなどで簡単に調べることができます。
ちなみに私が利用した市区町村の補助金がどんな内容でどんな条件があったのか、参考までにご紹介します。
補助金名称
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「住宅改修等補助金」
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申請期間
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4月1日から12月28日
(補助金限度額に達した場合は申請が締め切られる)
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補助金額
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工事金額の10%(上限15万円)
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対象工事店
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法人の場合、本店が〇〇市区町村内に登記されている。
個人の場合、事業所の所在地が〇〇市区町村内にある事。
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上記以にも細かい条件はあるのですが、ざっくりとこんな感じです。
中でも注目すべき点は、補助金の申請期間と対象工事店です。
補助金申請期間
申請期間については一応4月から12月までとなっていますが、途中で締め切られる可能性があります。
補助金は無尽蔵ではなく予算額が決まっています。予算枠を使い切った時点で申請は締め切られてしまいます。いつ締め切られるかは年度によってまちまちです。
私が申請した年度は前年に大きな台風があり屋根などを修復をする家が多く、6月早々に締め切られてしまいました。
もう一つの注意点としては申請時のタイミングです。工事後ではなく工事の前に申請しなくてはなりません。申請の際には、業者が作成した見積書や写真などが必要です。
工事が済んでしまってからの申請は受け付けてくれませんので、そこは注意が必要です。
対象工事店(工事業者の条件)
・法人の場合、本店が〇〇市区町村内に登記されている。
・個人の場合、事業所の所在地が〇〇市区町村内にある事。
やはり市区町村の補助金なので、その自治体内に本店がある法人業者または個人事業主に恩恵があるように作られています。法人の場合、近くに支店があっても本店が市外であれば該当しませんので注意しましょう。
補助金を受けるなら、地元に根ざした業者に依頼しなくてはなりません。
ご近所さんと一緒に外壁塗装する
何棟か同時に分譲された建売住宅の場合、同じ時期に入居し外壁の劣化も同じように進んでいきます。外壁塗装を考えるタイミングがだいたい一緒です。自分が外壁塗装を考えていたら、近所の人もそろそろかなと思っているのです。
工事業者の立場で考えると、隣同士やお向かいなど近所で2棟同時に受注するとメリットが大きいのです。職人さんの手配や移動、資材の運び込みが1回で済み、作業も並行して進められるからです。たとえば、一棟の塗装が終わって乾くまでの時間をもう一棟の塗装にあてられたり、塗装ができない雨の日にはベランダの防水工事を続けて2棟行うことができます。足場を組んだり、養生シートをかけたり、多くの作業を効率的に進めることができるのです。ご近所塗装は工事業者にとって1粒で2度おいしいのです。
わが家はお隣さんと一緒に外壁工事を発注し、見積金額を15%値引いてもらうことができました✧。٩(ˊ ᗜ ˋ)و✧*。
もし同じように外壁塗装を考えている仲よしのご近所さんがいるなら、同じ業者で一緒に塗装工事を行うことを提案してみたらいかがでしょうか。
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