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YouTubeプレミアムのメリット・デメリット|1年使ってわかった本音レビュー

広告なしで動画が見られるYouTubeプレミアム。興味はあるけど月々の利用料に見合う価値があるのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
本記事では、YouTubeプレミアムを1年間使用してわかったこと、メリットとデメリットについてくわしくお伝えします。
結論から言えば、YouTubeプレミアムは多くの人にとってお値段以上の価値があるサービスです。特に割安感を感じやすい人の特徴や契約時の注意点についても解説します。YouTubeプレミアムの加入を迷っている方の参考になれば幸いです。

YouTubeプレミアムのメリット

YouTubeプレミアムに加入することで得られるメリットについて解説します。メリットを上手に活用することで、YouTubeプレミアムがお得だと感じることができるでしょう。

広告なしで動画を視聴可能

動画再生中の広告が一切表示されなくなります。動画の途中で突然広告が挿入されると、集中が切れたり、気分が台無しになったりします。
特に音楽やASMRのような雰囲気が大事な動画で、突然大音量の広告が入ると、リラックスできないどころかストレスが増します。
また、エアロビやダンスの動画で運動している最中に、長い広告やスキップできない広告が入るとやる気が削がれてしまいます。
毎回5〜15秒の広告でも、積み重なるとかなりの時間になります。忙しい時や急いでいるときは特にイライラしやすいです。
ストレスなくシームレスに動画を楽しめるのは、想像以上に快適です。

オフライン再生ができる

オフライン再生とは、インターネットに接続していない状態でも動画や音楽を再生できる機能のことです。Wi-Fi環境で動画をダウンロードすれば、外出先で視聴してもモバイルデータ通信量を消費しません。

しかしオフライン再生がお得だとわかっていても、動画を選ぶのが面倒だったり急いで外出してダウンロードできなかったということもあるでしょう。
YouTubeのオフライン再生には、「スマート一時保存」という便利な機能があります。
スマート一時保存は、再生履歴や視聴傾向をもとに、YouTubeがおすすめする動画を自動的にデバイスに保存し、オフラインで視聴できる機能です。
自分で動画をダウンロードしなくてもYouTubeが勝手に好みの動画を選んで定期的に保存してくれるので便利です。
外出先で時間を持て余すとき、スマート一時保存に見たい動画があればラッキーです。

外でのYouTube動画の視聴時間が長く、毎月高い通信料がかかっている人は、オフライン再生を上手に利用することで、通信料を安く抑えることができます。

バックグラウンド再生ができる

バックグラウンド再生とは、スマートフォンやタブレットで音楽や動画を再生しながら、他のアプリを操作したり、画面をオフにしたりしても再生が続く機能のことです。この機能により、音楽を聴きながらメッセージアプリでチャットをしたり、動画の音声をラジオのように楽しみながらスマホ操作をすることが可能です。

YouTube Musicプレミアムが無料

「YouTube Music」とは、YouTubeが提供する音楽ストリーミングサービスです。このサービスでは、YouTube上の公式楽曲、アルバム、ミュージックビデオ、カバー曲、ライブ音源、リミックス版など、幅広い音楽コンテンツを楽しむことができます。

YouTubeプレミアムに加入すると、YouTube Musicプレミアム(月額980円)を無料で使うことができます。
YouTube Music プレミアムは広告なしで音楽を聞くことができ、バックグラウンド再生やオフライン再生が可能です。YouTubeプレミアムのメリットとほぼ同じです。

メリットが同じなら、わざわざYouTube Music プレミアムを利用する意味がないと思う人がいるかもしれません。
しかし、YouTubeとYouTube Musicではデータ通信量に大きな差があります。

スマートフォンでの動画視聴は音楽再生よりデータ通信量を消費します。動画視聴と音楽再生でどのくらいデータ使用量に差があるのか比較してみましょう。

【動画と音楽データの通信量比較】

サービス設定データ通信量
YouTube標準画質(480p)約600MB
YouTube Music標準音質(128kbps AAC)約96〜108MB

YouTubeの標準画質(480p)は、YouTube Musicの標準音質に比べて約6倍のデータ通信量を消費します。

音楽再生は長時間利用しても比較的データ使用量が少ないため、モバイル通信量を抑えることができます。また動画の画質が上がるほどデータ消費が激しくなります。

音楽のみを楽しむ場合は、YouTube Musicの方が大幅にデータ通信量を節約できます。

YouTubeプレミアム加入でYouTube Music プレミアムも無料で利用できるのはかなりお得と言えるでしょう。他の音楽配信サービスにお金を支払っている方は、一度YouTubeプレミアムを検討されてみてはいかがでしょうか。

目次

YouTubeプレミアムのデメリット

YouTubeプレミアムのデメリットについてお伝えします。
デメリットが許容できるレベルか自分の利用スタイルや価値観に合うかどうかを慎重に検討することが大切です。

料金が高い

月額1,280円(税込)という料金は、無料版と比較して高く感じる人が多いです。年間では約15,000円にもなり、他のサブスクリプションサービスと比べても割高と感じる場合があります。
しかし、年払いやファミリープランにすることで、割引価格で利用することができます。

【YouTubeプレミアムの料金】2025年現在

プラン月額料金年間料金備考
個人プラン¥1,280¥12,800年払いで約15%割引(1ヶ月あたり約¥1,067)
ファミリープラン¥2,280¥27,360最大6人まで利用可能(1人あたり約¥380/月)
学生プラン¥780学生認証が必要(高校生以下は対象外)

個人プランを年間契約にすると、月払いよりも15%割引となり、1ヶ月あたり約¥213安く利用できます。
同居家族がいる場合はファミリープランがお得です。最大6人まで利用できるため、家族全員で契約すれば1人あたりのコストを大幅に削減できます。ただし、離れて暮らす家族には適用されませんので注意が必要です。
学生であれば、学割プラン(月額¥780)を利用できます。通常料金より月額¥500安くなり、年間で¥6,000の節約が可能です。ただし、大学生や専門学校生以上が対象となります。

スマホ容量への影響

「オフライン再生ができるから」とたくさん動画をダウンロードするとスマホのストレージ容量を圧迫する可能性があります。保存しすぎると、他のアプリや写真などに影響が出る場合があります。
対策としては、ダウンロードの際、低画質で保存することで使用容量を抑えることができます。またスマート一時保存を「利用しない」設定にすることでスマホ容量への影響を少なくすることができます。

利用しすぎによる時間浪費

広告なしや快適な視聴環境により、YouTubeを見すぎてしまう傾向があります。その結果、時間管理が難しくなる可能性もあります。
iPhoneのスクリーンタイムでスマホのアプリやWebサイトの利用時間を見ることができます。YouTubeの見すぎにつながっていないか定期的に確認し、時間を無駄遣いしないようにしましょう。

iPhoneスクリーンタイムを見る方法
   設定→スクリーンタイム→すべてのアプリとWebサイトのアップデート

スマホのアプリやWebサイトの利用時間を1週間や1日単位で見ることができます。どのアプリに何時間使っているのかひと目でわかります。YouTubeを使いすぎていると思ったら、利用時間を制限することも可能です。「制限」と言っても時間を超えたら使えなくなるわけではありません。制限時間の5分前に通知が表示され、このまま使い続けるか、やめるかは自分の判断で決めることができます。

YouTubeプレミアムが割安だと感じやすい人

YouTubeプレミアムの料金が割安と感じる人の特徴は、一般的に以下のような利用状況や価値観を持つ人に該当します。

長時間YouTubeを利用するヘビーユーザー

YouTubeを見る時間が長いほど、広告なしや追加機能の恩恵が大きくなります。そのため、毎日何時間もYouTubeを視聴するヘビーユーザーは費用対効果が高いと感じる傾向があります。

外出中の動画再生が多い人

通勤時間やちょっとした待ち時間につい動画を見すぎてしまい、そのせいで高いモバイル通信料金を払っていませんか?
毎月高い通信料がかかっている人は、YouTubeプレミアムのオフライン再生を上手に利用することで、通信料を安く抑えることができます。

音楽サブスク費を支払っている人

YouTubeプレミアムには音楽配信サービス「YouTube Music プレミアム」が含まれており、音楽サブスクリプションとしても利用できます。音楽サービスとしても価値を感じる人には割安です。

YouTubeを利用する同居家族が多い人

YouTubeプレミアムのファミリープランは最大6人まで利用でき、月額料金2,280円です。4人家族なら一人あたり500円ちょっとの利用料です。家族全員YouTube Music プレミアム等のプレミアム特典を得られるので、かなりお得です。

契約する際の注意ポイント

YouTubeプレミアムに加入を決めて契約する際、注意すべきポイントについてお伝えします。

Webブラウザからの登録がおすすめ

iPhoneの公式アプリから契約すると、Apple手数料が加算され個人プラン月額1,680円や個人プラン月額2,900円と割高になります。
Apple手数料は初回だけでなく、契約期間にわたって毎回加算されます。
普段iPhoneやiPadのアプリでYoutubeを視聴している人は注意が必要です。Apple手数料を回避するには、SafariやGoogleやEdgeなどのWebブラウザから契約する必要があります。またiPhone以外のスマホからYouTubeプレミアムを契約すれば、Appleの手数料(Apple税)はかかりません。

ファミリープランは同居が前提

YouTubeプレミアムのファミリープランは、基本的に「同じ住所(同居)が前提」となっています。具体的には、管理者とファミリーメンバーは同じ世帯(居住地)に住んでいる必要があり、Google側が30日ごとに住所の確認を自動で行っています。ただし、同居している家族だけでなく、同居している友達やパートナーもファミリープランに招待可能です。家族の定義は厳密ではなく、同じ住所に住んでいれば利用できます。
一方で、別居や単身赴任などで住所が異なる場合は、原則としてファミリープランの利用はできません。別住所での利用はGoogleの住所確認により検出され、利用が制限される可能性が高いです。

解約と自動更新に注意

月額契約の場合、自動更新がデフォルトのため、不要になったら早めに解約手続きを行う必要があります。
解約手続きをしてもすぐにサービスが使えなくなるわけではなく、契約期間の終了日までは引き続きプレミアム特典(広告非表示、オフライン再生、バックグラウンド再生など)を利用できます。つまり、いつ解約しても次回の更新日までは通常通り使えます。解約しない場合は、契約期間が自動的に更新され、料金が請求され続けます。
年間プランは「前払いのメンバーシップ」であり、自動更新はされません。契約すると12か月間の特典が利用可能で、期間終了後は自動的に更新されないため、解約のタイミングに神経質になる必要はありません。
ただ年間プランの場合、途中で解約しても返金されず、契約期間終了まではサービス利用を続けることができます。

まとめ

YouTubeプレミアムは決して高くないどころか、むしろコスパが良いサービスです。広告がなくなるだけでも時間の節約になりますし、音楽も聴けてオフライン再生もできます。サービスを詳細に見てみると利用料以上の価値を感じていただける方が多いのではないでしょうか。

正直、一度プレミアムに慣れるともう戻れません。「広告なし」がこんなに快適だったのかと実感するはずです。「ちょっと気になるかも」と思った方は、まずは無料トライアルから気軽に試してみるのがおすすめです。

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この記事を書いた人

50代経理職員
家族構成は、夫、社会人娘、大学生息子
50代になり、ふと気がつくと思ったより貯金ができてない

反省点は3つ
・教育費にお金をかけすぎた
・部屋が不用品でいっぱい
・勉強せずに投資をしていた

50代主婦が一念発起し、シンプルライフとお金に余裕がある老後を目指して、発信しています。

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