在宅で印刷する機会、意外と多いですよね。
役所に出す書類、町内会やサークルの資料、ネットで調べた情報のメモ……。
みなさんの家のプリンターは、サクサク動いていますか?
何度も紙詰まりを起こしたり、久しぶりに使ったらインクが固まっていてキレイに印刷できなかったり。イライラしていませんか?
我が家では2年前、カラーインクジェットプリンターが壊れたのをきっかけに、思い切ってモノクロレーザープリンターに買い替えました。
結論から言うと、もうインクジェットには戻れません。
この記事では、2年使ってわかったモノクロレーザープリンターのメリットと本音の使用感、そして「カラー印刷したいときはどうするの?」という疑問への対応策を紹介します。
プリンターにストレスを感じている方、インク代を節約したい方は、ぜひ参考にしてください。
インクジェットプリンターのストレスポイント

家庭用プリンターで最も売れているのは、カラーのインクジェットプリンターです。しかしインクジェットプリンターには、いくつかのストレスポイントがあります。
ランニングコストが高い
最大のストレスは、高いインク代です。インクジェットプリンターは小型のインクカートリッジを使うため、交換頻度が高くなりがちです。
メーカー純正カートリッジは価格が高く、「本体よりインク代のほうが高くつく」と言われるほど。
さらに4色、6色とインクの数が多く、それぞれ減るスピードも違うため、ストック管理も面倒です。
印刷品質が安定しない
しばらく使わないとインクが目詰まりして、印字がかすれたりスジが入ったりします。
「たまにしか印刷しない家庭ほどトラブルが多い」のが、インクジェットの皮肉なところです。
印刷速度が遅い
インクジェットは印刷速度が遅く、プリンターの立ち上がりやヘッドクリーニングで、印刷が始まるまで数分待たされることもあります。急いでいるときほどイライラします。
【brother】モノクロレーザープリンターのメリット

私が2年前に購入したのは、ブラザーのA4モノクロレーザープリンターHL-L2330D(USB接続モデル)です。
なお、HL-L2330Dは現在は旧モデルとなっていて、後継の現行モデルは以下の2つです。これから購入する方はこちらをどうぞ。
- HL-L2400D(USB接続モデル)…私が使っているタイプの後継機
- HL-L2460DW(無線LAN対応モデル)…Wi-Fiでスマホからも印刷したい方向け
本体価格が意外と安い
「レーザープリンターは高い」というイメージがありますが、モノクロ専用機なら話は別です。私はUSB接続モデルを1万円前後で購入しました。
無線LAN対応モデルは数千円高くなりますが、プリンターを棚やクローゼットにしまっておきたい方、スマホやiPadから印刷したい方には無線LANモデルがおすすめです。
ランニングコストが圧倒的に低い
レーザープリンターはインクではなく「トナー」を使います。
純正トナーカートリッジは8,000〜9,000円台と割高ですが、互換カートリッジなら2,000円代で購入できます。
「互換品って大丈夫なの?」と思いますよね。
インクジェットの場合、互換インクはノズル詰まりや液漏れでプリンター自体を傷めることがあります。しかしレーザーは粉のトナーなので、詰まりや漏れの心配がほぼありません。
実際に私は2年間、以下の互換カートリッジを使い続けていますが、トラブルは一度もなく、キレイに印刷できています。
モノクロなのでブラック1本だけ買えばよく、ストック管理がとてもラクです。
1本で約3,000枚も印刷できるので、交換の手間もほとんどありません。
(ちなみに購入時に付属しているカートリッジはお試し用で、約700枚です)
コスト比較 インクジェット vs モノクロレーザー
2年使った実感を、表にまとめました。
| カラーインクジェット | モノクロレーザー | |
|---|---|---|
| 本体価格(目安) | 約8,000円〜 | 約10,000円〜 |
| カートリッジの管理本数 | 6本(6色) | 1本(黒のみ) |
| 正規品以外の互換カートリッジ | 詰まり・漏れのリスクあり | コスパよく安心して使える |
| カートリッジ1本(セット)印刷可能枚数 | 数百枚程度 | 約3,000枚 |
印刷が早くてキレイ
レーザープリンターは印刷スピードが速く、印字がかすれたり滲んだりしません。
A4片面なら1分間に約30枚という高速印刷。1200×1200dpiの高解像度で、文字がくっきり鮮明です。
電源を入れてから印刷が始まるまでの待ち時間も短く、「印刷したいときにすぐ刷れる」のは想像以上に快適です。
操作がカンタンで使いやすい
トナー交換、給紙、排紙がすべて前面からできるので、操作に迷うことがありません。
自動両面印刷に対応しているので、紙の節約にもなります。
給紙トレイはA4専用ですが、手差し印刷を使えば封筒やハガキにも印刷できます。
2年使ってわかったこと【追記】
購入から2年、ほぼ毎週使っていますが、紙詰まりもかすれも一度もありません。
インクジェット時代は「印刷のたびに何かしらトラブルがあった」ことを思うと、ストレスがゼロになったのが一番のメリットだと感じています。
トナー交換も2年でわずか1〜2回。「インクを切らして慌てて買いに走る」ことがなくなりました。
唯一の後悔:無線LAN対応モデルにすればよかった
ただ、ひとつだけ後悔していることがあります。
私は価格の安さに惹かれてUSB接続モデルを選びましたが、Wi-Fi(無線LAN)モデルにしておけばよかったと思っています。理由は2つあります。
理由1:パソコンとの接続が面倒
プリンターから離れた場所でノートパソコンを使っている場合は、断然Wi-Fiモデルがおすすめです。
印刷が必要になる場面はそんなに多くないのですが、いざ印刷するとなると、パソコンをプリンターの横まで移動させてケーブルでつなぐ、という作業がプチストレスです。
ケーブルをつなぐたびに「なぜWi-Fiモデルにしなかったんだ」と思います。
理由2:プリンターの置き場所が限定される
わが家のプリンターは、印刷したいときにすぐパソコンとつなげるように、リビングの特等席の棚に置いています。
……正直、リビングには調和していません。
Wi-Fiモデルにしておけば、この場所には観葉植物などを置いて、プリンターはもっと目立たない場所にしまうことができたのに、と思います。
パソコンとプリンターを常時つないでいないのであれば、少し高くてもWi-Fiモデルがおすすめです。
カラー印刷したいときの対応策

「モノクロ専用にして、カラー印刷が必要になったら困らないの?」
これが一番気になるところですよね。
たしかに写真や年賀状、色分けされた資料はカラーで印刷したいもの。でも使用頻度が少ないなら、別の方法で十分対応できます。むしろカラープリンターを手放したことが、今までの習慣を見直すきっかけになりました。
年賀状印刷 → 思い切って「年賀状じまい」
カラー印刷できなくて一番不便なのは、年賀状です。
「年賀状のためにカラープリンターを使っている」というご家庭も多いでしょう。
私はカラープリンターが壊れたのをきっかけに、思い切って年賀状をやめました。いわゆる年賀状じまいです。友人へのお知らせは、LINEでサクッと済ませました。

LINEだと失礼にあたる相手には、年賀状じまいをお知らせするハガキを出す方法もあります。「年賀状じまい はがき」で検索すると、文面入りのハガキを購入することもできます。
年末の忙しい時期に年賀状のことを考えなくて済むのは、本当にラクです。
郵便料金も値上がりするなか、「カラープリンターがないから」を理由にすれば、すんなり年賀状じまいできますよ。
それでも年賀状を続けたい方は、ネット印刷サービスを使う手もあります。宛名印刷まで無料でしてくれるサービスなら、「年末の時間をお金で買う」と考えれば高くないかもしれません。
グラフや色つき資料 → PDFで管理する
グラフや色マーカー入りの資料は、カラーのほうが断然見やすいです。
ただ、人に見せる資料でなければ、そもそも印刷せずPDFのまま管理すれば済みます。
PDFには無料ツールで直接書き込みもできます。やり方はこちらの記事で解説しています。
PDF管理は紙代・印刷代の節約になり、紙と違って「どこにしまったかわからない」がなくなるのもメリットです。
どうしてもカラーで印刷したいときは、データをUSBメモリやコンビニのWebサイト経由で送って、コンビニのマルチコピー機で印刷すればOK。年に数回ならこれで十分です。
こんな人にモノクロレーザーはおすすめ
2年使った経験から、モノクロレーザープリンターが向いているのはこんな方です。
- 印刷するのは書類がほとんど(役所の書類、町内会の資料、ネット情報のメモなど)
- 写真印刷はお店やネットプリントに任せている
- インク代の高さにうんざりしている
- たまにしか印刷しないので、目詰まりに悩まされている
逆に、写真をたくさん印刷したい方には向きません。その場合はカラーインクジェットか、写真プリントサービスの利用がおすすめです。
おわりに
「家庭のプリンター=カラーインクジェット」が当たり前だと思っていましたが、自分の使い方を振り返ってみると、カラー印刷していたのは年に数回だけでした。
時代は変わり、年賀状や写真を家で印刷する機会は減っています。書類の印刷が中心なら、モノクロレーザープリンターで十分。むしろ快適です。
「たまにしか印刷しないから」とインクジェットを使い続けていると、インク代と目詰まりで、時間とお金を無駄にしてしまうかもしれません。
2年使った私の結論は、「書類印刷が中心なら、モノクロレーザー一択」です。

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