Beats Flexレビュー|なくさない・使いやすい、中高年にこそおすすめのイヤホン

コンパクトで便利なワイヤレスイヤホンは、今や私の生活に欠かせないアイテムです。
ただ、片方だけ落としてしまったり、気づいたらなくしてしまったり…。
壊れる前に紛失して買い替えることが多く、そのたびに悔しい思いをしてきました。

そんな私が出会ったのが、Beats Flex(ビーツフレックス)。
左右のイヤホンがコードでつながっており、首にかけて使える落としにくいワイヤレスイヤホンです。

実際に使ってみると、「中高年にも使いやすい」「Apple製品との相性がよい」と感じるポイントがいくつもありました。
本記事では、Beats Flexの「使いやすいポイント」や「ここはちょっといまいち」と感じたことについて、実体験を交えながらレビューしていきます。

ワイヤレスイヤホンをすぐになくしてしまう方や、「便利そうだけど難しそう…」と感じて、まだ使ったことがない中高年の方にも、ぜひ読んでいただきたい内容です。

Beats Flex かんたんスペック表
価格の目安 9,000円台(2026年7月時点)
連続再生時間 最大12時間(10分の充電で約1.5時間再生できる急速充電つき)
充電方法 USB-C(iPadと同じケーブルが使えます)
重さ 約20g(実測)
ノイズキャンセリング なし(周囲の音が聞こえるので、外歩きには逆に安心)

Beats Flexの便利なポイント・メリット

Beats Flexを実際に使ってみて、「これは便利だな」と感じた点や、おすすめしたいポイントをご紹介します。

マグネットで輪っかになる

Beats Flexは、左右のイヤホンがコードでつながったネックバンド型のワイヤレスイヤホンです。イヤホン部分にはマグネットが内蔵されており、近づけるだけでカチッと簡単にくっつきます。

マグネットがくっつくことでイヤホンが輪っか状になるため、首にかけたままでも落とす心配がありません。そのまま外を歩いても違和感がなく、さりげなく身につけられるのも嬉しいポイントです。

また、家の中で決まった場所に引っ掛けておけば、
「使いたいときに見当たらない…」ということも防げます。
さらに便利なのが、マグネットがくっつくと「イヤホンを使用していない」と自動で認識される点です。

音楽や動画を再生中でも、マグネットがくっついた瞬間に再生が一時停止されるため、操作の手間がありません。

イヤホンの左右がわかりやすい

左右分離型の小さなワイヤレスイヤホンを使っていて、
「どっちが右?どっちが左?」と迷ったことはありませんか?

手のひらに乗せた小さな左右分離型ワイヤレスイヤホン

よく見るとイヤホン本体に「L」「R」と刻印されているのですが、文字が小さすぎて、正直ほとんど見えません。
私はいつも深く考えず、適当に耳に入れて使っていました。

もしかすると、イヤホンをよく落としていた原因のひとつは、
左右を間違えて装着していたせいかもしれません。

さらに困るのが操作面です。
音量調整や曲のスキップなど、左右で役割が決まっているため、
「どっちを押せばいいの?」と迷ってしまい、結局デバイス本体を取り出して操作することがほとんどでした。

その点、Beats Flexは左右がとても分かりやすいのが特徴です。
左側のコントロールモジュールには「Beats」のロゴがあり、
「ロゴがある方が 左 」と覚えておけば迷いません。

Beats Flexの左右のコントロールモジュールの位置と、左側にあるBeatsロゴの拡大

操作がシンプルでわかりやすい

Beats Flexには、右と左それぞれにコントロールモジュールが付いています。

右側のコントロールモジュールにあるのは、電源ボタンがひとつだけ。
一方、再生・一時停止や音量のアップダウンなどの操作は、すべて左側のコントロールモジュールで行います。

【左コントロールモジュール】

左コントロールモジュールの音量ボタンとシステムボタンの位置と操作説明

電源のオン・オフは「右」、それ以外の操作は「左」と覚えるだけなので、
迷うことがなく、とてもシンプルでわかりやすい操作感です。

音質がクリアでバランスがとれている

Beats Flexの音質は、クリアで全体のバランスがよく、日常使いには十分満足できるレベルだと感じています。
自然な音の響きで、気負わずに音楽を楽しめる印象です。

一方で、「繊細な高音域をじっくり楽しみたい人には物足りない」というレビューを見かけることもあります。
クラシック音楽などで細かな音のニュアンスまで聴き分けたい場合は、2万〜4万円台の、より高価格帯のイヤホンを選んだほうが満足度が高いかもしれません。

とはいえ、私自身はBeats Flexでポップスやクラシック音楽を聴いていますが、
音質が悪いと感じたことは一度もなく、普段使いとしては十分すぎるほどだと感じています。

ハンズフリーで電話ができる

Beats Flexは、左側のコントロールモジュールにマイクが搭載されており、ハンズフリーでの通話が可能です。私自身も、日常的によく使っています。

電話がかかってきたら、まずはスマホで応答し、その後耳にイヤホンを装着。
スマホのBluetoothでBeats Flexの接続をオンにすれば、相手の声がイヤホンから聞こえるようになります。周囲の人に通話内容を聞かれることなく、ハンズフリーで会話できるのも嬉しいポイントです。

友人から電話がかかってきて「これは長くなりそうだな」と感じたときは、特にこの機能が重宝します。洗濯物を畳みながら、アイロンをかけながら、食事の準備をしながらでも会話ができるので、長電話で家事が止まってしまうことがなくなりました。

また、スマホから10メートルほど離れても、声が途切れることはほとんどありません。
部屋を移動したり、2階のベランダに洗濯物を取りに行ったりしても、問題なく会話が続きます。

iPhoneでBeats Flexの接続を簡単にオン・オフする方法

1.ホーム画面にある「設定」アプリのアイコンを指で長押しします
2.ポップアップメニューが表示されるので、その中から「Bluetooth」をタップします

iPhoneの設定アプリを長押しして表示されたメニューのBluetooth項目

3.「Beats Flex」をタップすると接続されます

iPhoneのBluetooth設定画面の「自分のデバイス」に表示されたBeats Flex

バッテリーもちがよい

Beats Flexは、バッテリーもちの良さでも定評があります。
Appleが提供しているBeatsユーザーガイドには、以下のように再生時間が記載されています。

●フル充電で最大12時間の再生が可能
●10分の充電で最大1.5時間再生可能

実際に使ってみても、外出先で丸1日使用してバッテリーが切れたことはありません。
フル充電にかかる時間も、約1.5時間ほどです。

また、充電コネクタには互換性の高いUSB-C(Type-C)が採用されています。
USB-Cポート搭載の充電器やパソコンに接続して充電できるため、とても便利です。

iPhone 15以降を使用している場合は、同じ充電ケーブルをそのまま使えるのも嬉しいポイントです。

Apple製品との相性が良い

iPadのキーボードを操作する手元とiPhone、Apple Watchが並ぶ様子

Beats Flexは、Appleの子会社であるBeatsが手がけたイヤホンです。
そのため、iPhoneやiPadなどのApple製品との相性がとても良いという特徴があります。

ここからは、実際にどのような点で「相性が良い」と感じたのか、具体的に見ていきましょう。

iPhone・iPadとの接続切り替えがスムーズ

一般的なワイヤレスイヤホンの場合、iPhoneからiPadに接続を切り替える際、
いったんiPhone側でBluetooth接続を解除する必要があります。

この作業が、意外と面倒なんですよね。

私は同じイヤホンをMac・iPhone・iPadと使い回していますが、
接続し直すたびに、直前に使っていたデバイスを探して解除しなければならず、
そのひと手間が小さなストレスになっていました。

その点、Beats Flexは、
接続を解除する必要がありません。
iPhoneに接続されたままでも、次に使いたいiPadでBluetoothをオンにすれば、
数秒ほどでスムーズにつながります。

Apple製品を取っ替え引っ替え使うことが多い方にとって、
この「解除の手間がない」点は大きなメリットです。
Beats Flexは、接続のたびにイライラしない、ストレスフリーなワイヤレスイヤホンだと感じています。

ウィジェットでバッテリー残量を確認できる

ウィジェットとは、アプリを開かなくても、必要な情報を画面上に表示できる便利な機能のことです。

iPhoneやiPadの画面に「バッテリー」ウィジェットを表示しておくと、
Beats Flexのバッテリー残量をひと目で確認できます。

iPhoneのバッテリーウィジェットに表示されたBeats Flexのバッテリー残量

「充電がどれくらい残っているか」を毎回アプリで確認する必要がないので、
使いたいときにバッテリー切れで困ることが少なくなりました。

Appleの「探す」機能が使える

Appleの「探す」アプリのアイコン

Beats Flexは、Appleの探す機能に対応しています。

たとえばiPhoneで「探す」アプリを起動すると、
Beats Flexが近くにある場合は音を鳴らして場所を確認できます。
「どこに置いたっけ?」というときに、とても心強い機能です。

ただし、電源がオフになっている場合やバッテリーが切れている場合は、
リアルタイムでの追跡はできません。
その場合は「最後に検出された場所」が表示される仕組みになっています。

ちなみに、Beats FlexはAndroidスマホでも使えます。Google Playの「Beats」アプリを入れると、iPhoneと同じように簡単にペアリングできますよ。ただし、「探す」機能やウィジェットでのバッテリー表示は、iPhone・iPadならではの便利機能です。

Beats Flexの 微妙なところ・デメリット

Beats Flexを使っていて、
「ここは少し気になるな」「人によってはデメリットに感じるかも」と思った点をお伝えします。

ネックバンド式ケーブルがマスクに絡まる

首にかけて使うネックバンド式イヤホンのデメリットのひとつが、マスクとの相性があまり良くない点です。

以前、飲食店でマスクを外した際に、イヤホンのコードがマスクのひもに絡まってしまい、店員さんに見られて少し恥ずかしい思いをしたことがありました。
マスクを着けたままイヤホンを使う場合は、少し注意が必要です。

私の場合は、イヤホンよりもマスクを外す機会が多いため、先にイヤホンをかけてからマスクを着けるようにしています。イヤホンを外すことがあっても、イヤホンがマスクのひもにうまく引っかかり、再び装着するのも簡単です。

ただし、使い方は人それぞれ。
イヤホンを後から着けたほうがスムーズに感じる方もいると思いますので、自分に合ったやり方を見つけてみてください。

カバンに入れて持ち運ぶ際は注意が必要

Beats Flexには、専用の収納ケースが付属していません。首にかけたまま移動できるので、ケースは不要というメーカーの考えなのかもしれません。

とはいえ、カバンに入れて持ち運びたい場面もありますよね。そのまま無造作に入れてしまうと、ケーブルが他の荷物に絡まったり、取り出すときにケーブルだけを引っ張って傷めてしまったりする可能性があります。

私は持ち運ぶとき、カバンのクッション性のあるポケットに入れるか、ゆるく丸めて小さなポーチに入れるようにしています。これだけで絡まりの心配はほとんどなくなりますよ。

ノイズキャンセリング機能がない

Beats Flexには、ノイズキャンセリング機能は搭載されていません。
最近では、イヤホンを選ぶ際にノイズキャンセリングの有無で判断する方も多いかもしれません。

通勤時の電車の音が気になる方や、周囲の会話や生活音を抑えて集中したい方には、
AirPodsなど、ノイズキャンセリング機能があるイヤホンの方がおすすめです。

ただし、ノイズキャンセリング機能には注意点もあります。
周囲の音が遮断されることで、電車のアナウンスや車のクラクション、自転車のベルなど、
重要な音が聞こえにくくなることがあるのです。

私自身、中高年ということもあり、事故のリスクを考えてノイズキャンセリングは使用していません。
便利な機能ではありますが、状況に応じて使わない選択も大切だと感じています。

Beats Flexが向いている方・向いていない方

Beats Flexが向いている方


Beats Flexは、特に次のような方に向いています。

・イヤホンをよくなくしてしまう方
首にかけて使えるネックバンド式なので、落とす心配が少なく、安心して使えます。

・Apple製品を複数使いまわす方
iPhone・iPad・Macなどの切り替えがスムーズで、解除の手間がほとんどありません。

・通話や家事をしながら音楽を楽しみたい方
左側にマイク付きのコントロールモジュールがあり、ハンズフリー通話が可能。
家事や作業をしながらでも会話や音楽を楽しめます。

・バッテリーや扱いやすさを重視する方
最大12時間の再生、USB-C充電対応で、充電の手間も少なく、日常使いにぴったりです。

・シンプルでわかりやすい操作を求める方
電源は右側、再生・音量調整は左側で操作が整理されており、迷わず使えます。

Beats Flexが向かない方

反対に、次のような方には少し向かないかもしれません。

・ノイズキャンセリング機能を重視する方
通勤電車やカフェなどで周囲の音を遮断して集中したい場合は、AirPods Proなど別モデルを検討したほうがよいでしょう。

・細かい高音域の音質にこだわる方
繊細なクラシックやハイレゾ音源をじっくり楽しみたい場合は、より高価格帯のイヤホンの方が満足度が高いかもしれません。

まとめ|なくさない安心感が、いちばんのメリットでした

Beats Flexは、日常使いの便利さ・安心感・操作のシンプルさを重視する方にぴったりのイヤホンです。

高価な最新イヤホンのような派手さはありませんが、「片方だけ失くして買い直す」という、あのがっかりする出費がなくなっただけでも、私にとっては十分すぎる買い物でした。

こんな方には、特におすすめできます。

・イヤホンをよくなくしてしまう方
・家事や作業をしながら音楽や通話を楽しみたい方
・iPhoneやiPadなど、Apple製品を複数使っている方

ワイヤレスイヤホンは難しそう、と感じていた方こそ、最初の1本にぜひ検討してみてください。


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