Apple Watch いらない?心拍数・睡眠の記録が病気の早期発見につながるかも

「Apple Watch、高いし自分には必要ないかな…」

そう思っていませんか?

実は50〜60代にこそ、Apple Watchをつけてほしい理由があります。毎日腕につけて寝るだけで、自分では気づけない体のサインを記録し続けてくれるからです。

この記事では、Apple Watchの睡眠・心拍機能が実際にどんな役に立つのかをわかりやすくお伝えします。

「歳のせいかな」で終わらせてしまっていませんか?

50代・60代になると、こんな症状が増えてきます。
・寝ても疲れが取れない
・夜中に何度も目が覚める
・朝から頭が重い

・なんとなく動悸がする気がする

こういった症状を「歳のせいだから仕方ない」と放置してしまうことはありませんか?
実は、これらのサインが深刻な病気の初期症状である可能性があります。そしてやっかいなのは、まったく自覚症状がないケースも多いということです。
Apple Watchは、そんな「気づきにくい体の異変」を、毎日静かに記録し続けてくれます。

Apple Watchが寝ている間に記録していること

Apple Watchは着けて寝るだけで、以下の項目を自動で記録します。

項目 何がわかるか
睡眠ステージ 深い眠り・浅い眠り・レム睡眠の割合
心拍数 睡眠中の心拍の変化・異常な上昇
呼吸の乱れ 睡眠時無呼吸の兆候
血中酸素濃度 夜間の酸素レベルの低下
不規則な心拍 心房細動の兆候

これらのデータが毎晩積み重なることで、「いつもと違う変化」に気づくきっかけになります。

Apple Watchが病気の早期発見につながった実例

実例①【鈴木さんの心房細動発見】
ヘビーメタル好きの鈴木昌弘さんは、サイクリング中にApple Watchが「不規則な心拍」を通知。心拍数が198という異常な値を示していたため、すぐに心電図アプリを起動したところ「心房細動」と表示されました。

その後、心房細動の根治手術(アブレーション治療)を受け、深刻な心臓発作になる前に命が救われました。この実話はAppleが公式CM「鈴木さんの心の話」として世界に発信しています。


実例②【弁護士の心房細動発見→手術】
ある弁護士がApple Watchを着け始めてすぐ、心電図アプリが自動で「心房細動」を検知・通知。自覚症状がなかったにもかかわらず病院を受診した結果、心房細動と診断され、パルスフィールドアブレーション(根治手術)を受けることに。

手術は無事成功し、回復中です。「Apple Watchがなければ気づかなかった」とご本人がNoteに手記を公開しています。


実例③【健康診断では見つからなかった心房細動をApple Watchが発見】
51歳のエンジニア・鈴木政博さんは、もともとサイクリングの記録をつけたくてApple Watch SEを購入しました。健康診断では全く問題がなく、自覚症状もなかった鈴木さんでしたが、ある日サイクリング中に心拍数が198という異常な数値をApple Watchが検知。心電図アプリで記録したところ「心房細動」と表示されました。

月曜朝一でクリニックを受診した際、Apple Watchで記録した心電図PDFを印刷して医師に見せたところ、病院の心電図でも心房細動が確認され、手術が決定。10月に手術を受け、成功しました。
鈴木さんは「早期で見つかって逆にラッキーだった」と振り返っています。

健康診断の心電図は数十秒の記録ですが、Apple Watchは日常生活の中で長時間にわたり継続的に記録し続けます。「たまたまその瞬間に出なかった」不整脈をとらえられるのが、Apple Watchならではの強みです。

実例④【睡眠時無呼吸症候群の早期気づき】(睡眠専門医コメント)
睡眠専門医・神経内科医である茶谷医師は、Apple Watchの「呼吸の乱れ」通知をきっかけに睡眠時無呼吸症候群(SAS)が発覚した患者を実際に診ており、Apple Watchが早期発見に有効なツールになり得ると指摘しています。

Apple Watch(Series 9以降)には、睡眠中の「呼吸の乱れ」を通知する機能があります。この通知をきっかけに病院を受診し、睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断された事例が国内の医療機関でも報告されています。

SASは放置すると高血圧・心疾患・脳卒中のリスクを高める病気で、自覚しにくいため発見が遅れがちです。Apple Watch(Series 9以降)には、睡眠中の「呼吸の乱れ」を通知する機能があります。この通知をきっかけに病院を受診し、睡眠時無呼吸症候群と診断された事例が国内の医療機関でも報告されています。

睡眠時無呼吸症候群は放置すると高血圧・心疾患・脳卒中のリスクを高める病気で、自覚しにくいため発見が遅れがちです。就寝中も装着しているApple Watchだからこそ気づけた事例です。

実例 発見された病気 きっかけ
①鈴木さん(CM実話) 心房細動 不規則な心拍の通知+高心拍数アラート
②弁護士の方 心房細動 心電図アプリの自動検知通知
③健康診断では正常だった方 発作性心房細動 心電図アプリの記録
④複数の事例 睡眠時無呼吸症候群 睡眠中の「呼吸の乱れ」通知

大切なのは「病院に行くきっかけ」をもらうこと

Apple Watchはあくまで記録ツールであり、医療機器ではありません。病気の診断はできません。
ただ、ここで少し考えてみてください。

50代・60代になると、体の不調を感じても「歳だから仕方ない」「これくらい普通」と、自分に言い聞かせてしまうことはありませんか?

実はこれが、とても危険な習慣です。
心房細動も睡眠時無呼吸症候群も、自覚症状がほとんどないまま静かに進行することがあります。
「なんとなく疲れやすい」「寝ても疲れが取れない」程度の感覚では、多くの人が病院に行こうとは思わないでしょう。そのまま放置した結果、脳卒中や心疾患などの深刻な事態につながるケースも少なくありません。

だからこそ、Apple Watchの通知には大きな意味があります。
自分では気づけなかった異変を数字やグラフで「見える化」し、「病院に行ってみよう」という一歩を踏み出させてくれるのです。

Apple Watchは30日間の記録をもとに、睡眠時無呼吸の可能性がある場合に通知を送る仕組みになっています。通知が届いた際は、医療機関に相談するためのPDFとしてデータを出力することもできます。
「気になるデータがある」とスマホの画面を見せながら医師に相談できる。
これは、これまでになかった新しい健康管理のかたちです。

「歳のせい」で片付けるのをやめて、データに背中を押してもらう。
Apple Watchは、そのきっかけを毎晩あなたの腕の上で作り続けてくれています。

まとめ|Apple Watchは「気づき」を与えてくれる健康の相棒

50〜60代は、自覚症状がないまま病気が進行しやすい年代です。「歳のせいかな」と流してしまいがちな小さな異変も、実は体からの大切なサインかもしれません。

Apple Watchは毎晩、心拍・睡眠・呼吸の乱れを自動で記録し続けてくれます。心房細動や睡眠時無呼吸の早期発見につながった実例があるように、その記録が命を守るきっかけになることもあります。

もちろん、Apple Watchは診断ツールではありません。ただ、「いつもと何か違う」と気づいて病院に足を運ぶきっかけを与えてくれるツールとして、これほど頼もしいものはないと思っています。

「いらないかも」と思っていたApple Watchが、あなたの体の異変にいち早く気づいてくれるかもしれません。ぜひ一度、着けて寝てみてください。

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