IIJmioのデータシェアとは?iPhoneとiPad mini 2台でデータを分け合う方法

iPhoneもiPad miniも、外でそれなりに使うけれど、2台分の通信費がかさんでしまう……。そんなお悩みはありませんか。

そんな方におすすめなのが、IIJmioの「データシェア」です。iPhoneとiPad miniの2台で、1つのデータをまとめて分け合えるしくみで、どちらかにギガが偏っても、2台で自由に使い回せます。しかも、大容量でも料金が安く、格安SIMの中でも最安級です。

この記事では、IIJmioのデータシェアのしくみから、いちばんお得な容量の選び方、申し込み前に知っておきたいことまで、順番にやさしく解説します。

なお、この記事はiPad miniのセルラーモデルを前提にしています。お手持ちのiPad miniがセルラーモデルかどうか分からない方は、こちらの記事で確認のしかたをご紹介していますので、先に確かめてみてくださいね。

IIJmioってどんな格安SIM?

IIJmio(アイアイジェイミオ)は、インターネット接続の専門会社「IIJ(インターネットイニシアティブジャパン)」が運営する格安SIMです。

1992年創業のIIJは、日本で最初にインターネット接続サービスを始めた会社として知られており、通信の安定性や信頼性には定評があります。格安SIMの中でも歴史が長く、契約者数は約130万人(2026年時点)。老舗ならではの安心感があります。

料金プランは「ギガプラン」のみとシンプル。使いたいデータ量とSIMの種類(音声あり・データ専用など)を組み合わせて選ぶしくみで、2GBから55GBまで8種類のデータ量から選べます。

ひとつ、お伝えしておきたいことがあります。
IIJmioは、店舗がありません。
申し込みから設定まで、すべてオンラインで完結します。これは料金を安く抑えられる理由のひとつでもありますが、「困ったときにお店に駆け込みたい」という方には向かないかもしれません。
設定でわからないことが出てきたときは、電話・チャットでのサポートを利用することになります。「自分でやってみよう」という気持ちがある方には、むしろ手続きがスムーズで使いやすいサービスです。

iPhoneとiPad miniでデータを分け合える「データシェア」とは

IIJmioには、「データシェア」という便利なしくみがあります。
ふつう、iPhoneとiPad miniはそれぞれ別々のSIMを使いますよね。データシェアを使うと、この2台のデータ容量を1つのプールにまとめて、好きなように使い分けられるようになります。

たとえば、iPhoneで10GB・iPad miniで2GBと別々に契約し、12GB分をまとめて持つイメージです。その12GBをiPhone・iPad mini、どちらからでも使うことができます。

ひとつだけ、大事な条件があります。
データシェアが使えるのは、iPhoneもiPad miniも、どちらもIIJmioで契約している場合だけです。
iPhoneが他社のSIM(大手キャリアでも、ほかの格安SIMでも)のままでは、残念ながらシェアはできません。「iPhoneもまとめてIIJmioに乗り換えよう」という方が対象になります。

データシェアの料金はどれくらい?

IIJmioでiPhoneとiPad miniを使う場合、料金の計算はとてもシンプルです。ポイントは、iPad mini側のデータを最小の2GBにしておき、iPhone側で必要な容量を確保すること。こうすると、いちばんおトクになります。

「iPad miniは2GBで足りるのかな」と心配になるかもしれませんが、大丈夫です。申し込みのときに「データをシェアする」を選んでおけば、iPhone側で契約した容量も、iPad miniからそのまま使えます。もし選び忘れても、あとから会員ページで設定できます。
だから、容量の大きい方をiPhoneに寄せておけば、2台でムダなく分け合えるのです。

iPhone(音声SIM) iPad mini(データeSIM) 合計 月額(税込)
2GB:850円2GB:440円4GB1,290円
5GB:950円2GB:440円7GB1,390円
10GB:1,400円2GB:440円12GB1,840円
15GB:1,600円2GB:440円17GB2,040円
25GB:2,000円2GB:440円27GB2,440円

※上記は主な組み合わせの抜粋です。最新・全プランの料金は公式サイトでご確認ください(2026年6月時点)。

余ったデータは翌月に繰り越せる

IIJmioでは、その月に使いきれなかったデータを、翌月にそのまま繰り越せます。
たとえば15GBのプランで、ある月に5GBしか使わなかったとします。残った10GBは消えてしまうのではなく、翌月へ持ちこされます。つまり翌月は、繰り越した10GBと、その月の15GBを合わせて、25GB使える計算です。「今月は外出が少なくて、ギガが余っちゃった」という月も、ムダになりません。

繰り越しに、特別な手続きはいりません。余った分は自動的に翌月へ回されるので、難しい操作は不要です。

iPhoneとiPad miniでデータをシェアしている場合は、2台で余らせたぶんがまとめて翌月に繰り越され、翌月もまた2台で分け合えます。

ただし、1つだけ覚えておきたい点があります。繰り越せるのは「翌月末まで」です。たとえば6月に余ったデータは、7月末まで使えますが、8月まで持ち越すことはできません。とはいえ、ふつうに使っていれば翌月のうちに使いきれるので、あまり気にしなくて大丈夫です。

使う月だけ、かしこく容量を増やす

IIJmioの便利なところは、毎月かんたんに容量を変えられることです。
「来月は旅行に行くから、たっぷり使いたい」という月は、前もって容量を大きくしておく。「最近あまり使っていないな」という月は、小さくしておく。こんなふうに、生活に合わせて調整できます。
しかも、容量を下げた月でも、前の月から繰り越したデータはちゃんと残ります。だから「来月は少なめのプランにして、繰り越した分でやりくりしよう」という、かしこい節約もできます。
容量を変えるときは、ひとつだけ注意してください。変更の手続きは、月末の前日までに済ませる必要があります。手続きをすれば、翌月の1日から新しい容量で使えます。月末ぎりぎりだと間に合わないことがあるので、「来月の予定が見えたら、早めに変えておく」くらいの気持ちでいると安心です。

IIJmioのシェアプラン|向いている人・向いていない人

IIJmioのシェアプランは、だれにでも一番おすすめ、というわけではありません。ここまで読んでいただいた内容をふまえて、「どんな人に向いているか」を正直にお伝えします。

IIJmioのシェアプランが向いている人

iPhoneとiPad miniの両方を、外でよく使う人

2台合わせて毎月10GB以上使うなら、データをシェアできるIIJmioの良さが活きてきます。

料金をできるだけ安く抑えたい人

大容量でも格安なので、「たっぷり使いたいけれど、料金は抑えたい」という方に向いています。

申し込みや設定を、自分のペースで進められる人

IIJmioはすべてオンラインで完結します。説明を読みながら自分で手続きするのが苦にならない方なら、スムーズに使い始められます。

IIJmioのシェアプランが向いていない人

困ったときに、お店で相談したい人

IIJmioには店舗がありません。そういう方には、全国のイオンに店舗がある別のプランのほうが安心です。

外で使うのは、たまにだけの人

ふだんは家のWi-Fiで足りていて、旅行のときだけ使えればいい、という方なら、もっと身軽なプランが向いています。

iPhoneのSIMはそのままにしておきたい人

「iPhoneは今のままで、iPad miniだけ安く使いたい」という方には、iPad mini専用としてIIJmioのeSIMデータを契約する方法をおすすめします。

申し込みの前に確認しておきたいこと

申し込みの前に、IIJmioならではのポイントを確認しておきましょう。

回線は「ドコモ」と「au」から選べる

IIJmioは、ドコモの回線(タイプD)と、auの回線(タイプA)の、どちらかを選んで使います。お住まいの地域でつながりやすいほうを選べる、ということです。迷ったら、今お使いのスマホの電波に合わせておくと無難です。たとえば今ドコモの電波で問題なく使えているなら、ドコモ回線(タイプD)を選ぶ、という具合です。
ここで、iPhoneとiPad miniで1つ、覚えておきたい違いがあります。
iPad miniで使うデータ専用eSIMは、ドコモ回線(タイプD)での提供です。つまりiPad mini側は、自動的にドコモ回線になります。一方、iPhone(音声SIM)は、ドコモ・auのどちらも選べます。

もしものときに備えるなら、iPhoneはau回線

ここは少し上級者向けのお話なので、「なるほど」と思った方だけ参考にしてください。
iPad mini側はドコモ回線で固定です。そこで、iPhone側をあえてau回線にしておくと、2台が別々の回線になります。こうしておくと、もし片方の回線で通信障害が起きても、もう片方は別の会社の回線なので、どちらかはつながる可能性が高くなります。
「通信障害が起きたときのために、備えておきたい」という方は、iPhoneの回線をauにするのがおすすめです。

まとめ|IIJmioのデータシェアで2台をおトクに

iPhoneとiPad miniの両方を外でたっぷり使うなら、IIJmioのシェアプランがおすすめです。最後に、この記事のポイントを振り返っておきましょう。
・iPhoneとiPad mini、2台のデータを1つにまとめて分け合える(データシェア)
・iPad mini側は2GB、iPhone側で必要な容量を確保するのがオトク
・余ったデータは翌月に繰り越せて、使う月だけ容量を増やすこともできる
・大容量でも料金が安く、格安SIMの中でも最安級
・店舗はなく、申し込み・設定はオンラインで完結

「2台合わせて、毎月10GB以上は使うかな」という方には、データをムダなく分け合えるIIJmioが、きっと頼もしい味方になってくれます。
一方で、「お店で相談したい」「外で使うのはたまにだけ」という方には、別のプランのほうが合うかもしれません。自分にぴったりのプランをもう一度確かめたい方は、こちらの記事で3つの質問に答えてみてください。



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