iPad miniを外に持ち出すのは、旅行のときくらい。ふだんは家のWi-Fiで十分——そんな方は多いのではないでしょうか。
でも、その旅行のために格安SIMを選ぼうとすると、どのプランも「毎月いくら」と決まった料金がかかるものばかり。たまにしか使わないのに、毎月払い続けるのは、正直もったいないですよね。
そんな「たまに使いたい」方にこそおすすめなのが、Povo(ポヴォ)です。auが運営していて、iPad miniには「データ専用プラン」を入れて使います。なんと基本料は0円。使いたい日だけ料金を足せる、めずらしいしくみなんです。
この記事では、Povoがなぜ「たまに使いたい」方にぴったりなのか、iPad miniでの始め方から、旅行で本当に役立つ使い方まで、わたしの体験もまじえてご紹介します。
いちばんの魅力は「ふだん0円」
Povoは、なんと基本料が0円。契約していても、使わない月はお金がかかりません。そのかわり、外で使いたい日だけ「トッピング」といって、データを必要な分だけ買い足すしくみです。
たとえば「データ使い放題(24時間)」なら330円(2026年6月時点)。旅行の日に1回足せば、その日はたっぷり使えて、終わればまた0円に戻ります。使う日だけお金を払う——まさに、たまに使いたい方にぴったりです。
iPad miniでの始め方
まず、お使いのiPad miniを確認
ひとつ、最初に確認したいことがあります。iPad miniには、Wi-Fiでしかネットにつながらない「Wi-Fiモデル」と、SIMを入れて外でも単体で通信できる「セルラー(Wi-Fi + Cellular)モデル」の2種類があります。Povoのような格安SIMを入れて使えるのは、このうちセルラーモデルだけです。
「自分のはどっちだろう?」という方は、こちらの記事で確認のしかたをご紹介しています。お手元のiPad miniを見ながら、ゆっくり確かめてみてくださいね。

Povoデータ専用プランは「eSIM」のみ
Povoのデータ専用プランは、「eSIM(イーシム)」というかたちでしか使えません。
eSIMは、これまでのSIMカードと違って、カードが郵送されてくるのを待つ必要がありません。
そのかわり、最初に画面を操作して設定する手間が、少しだけかかります。「カードを差し込むだけ」のSIMにくらべると、はじめは戸惑うかもしれません。
でも、見方を変えると、これは大きなメリットでもあります。カードの到着を待たずに、申し込んだその日のうちに使い始められるのです。「明日から旅行なのに、SIMが間に合わない」ということが起きません。思い立ったときにすぐ準備できる——これは、たまに使いたい方にとって、とても心強いポイントです。
Povoデータ専用プラン|申し込みと設定
いよいよ申し込みです。
eSIMは、これまでのSIMカードと違って、カードそのものがありません。スマホやiPadの画面の操作だけで設定できる、新しいかたちのSIMです。
申し込むときに、必要なものが2つあります。
- 本人確認のため、SMSを受け取れる電話番号
(このときiPhoneが必要です) - クレジットカード
(最初のトッピングを1つ買う必要があります)
申し込みから設定までは、Povoの公式サイトとアプリで進めます。
Povoの公式サイトに、iPad向けの設定手順がくわしく載っているので、実際に設定するときは、それを見ながら一歩ずつ進めるのがいちばん安心です。
旅行におすすめの使い方|iPad miniを”みんなのWi-Fi”に
わたしが旅行のたびにやっている、いちばんお得な使い方をご紹介します。
旅行の前に、iPad miniへ「週末データ使い放題(3日間)」790円(2026年6月時点)をトッピング。これでその3日間、iPad miniのデータが使い放題になります。
「週末」という名前がついていますが、実は週末以外でも使えます。購入したときから3日間(72時間)使い放題になるしくみなので、平日の旅行でも問題ありません。期間限定トッピングのあつかいではありますが、人気が高く、2年以上ずっと続いている定番の存在です。
ここからがポイントです。使い放題になったiPad miniを、Wi-Fiルーター代わり(インターネット共有)にします。すると、自分のiPhoneはもちろん、一緒に旅行している家族や友人のスマホ(iPhoneでなくてもOK)まで、みんなiPad miniにつないで、追加料金なしでインターネットが使えます。
790円で、3日間、その場のみんながネット使い放題。旅行のときは、これが本当に手放せません。
※Povoはインターネット共有(テザリング)が無料なので、別途オプション料金もかかりません。
Povoのデメリット、お伝えします
Povoは、いいことばかりではありません。2つだけ、知っておいてほしい点があります。
完全に0円のまま”放置”はできない
Povoには「180日(約半年)の間に一度も有料トッピングを買わないと、自動で解約される」というルールがあります。
旅行の機会が多く、その都度トッピングを買う方なら自然とクリアできますが、半年以上まったく使わない場合は、何か小さなトッピングを1つ買って”つなぎとめて”おく必要があります。
povo2.0でいつでも購入できるレギュラートッピングの中での最安値は、「データ使い放題(6時間)」の250円(税込)です。
この250円を半年に一度買っておけば、回線を維持できます。たまにしか使わない人は、最後にトッピングを買った日から半年後の日にちをカレンダーに入れておくとよいかもしれません。
電話で相談できるサポートセンターがない
Povoは、店舗の運営費や電話対応のコストを大きく抑えることで、基本料0円という格安のプランを実現しています。そのため、問い合わせは原則としてアプリやサイト上の「チャット」で行うしくみです。
申し込みも、トッピングの購入も、すべて自分でアプリを操作して行います。とはいえPovoのアプリはシンプルでわかりやすい仕様になっています。最初だけ、操作に少し慣れが必要ですが、一度覚えてしまえば、お買い物アプリと同じような感覚で使えます。
まとめ|旅行のときだけ使うなら、Povoがいちばん無駄がない
「外で使うのは旅行のときくらい」「ふだんは0円にしておきたい」——そんな方には、Povoがいちばん無駄がありません。使う日だけトッピングを足せば、iPad miniが家族みんなのWi-Fiにもなる。これは、たまに使いたい方ならではの、ちょっと得した気分になれる使い方です。
ただし、トッピングの種類や料金は変わることがあります(とくに「週末だけ放題」などは期間限定のあつかいです)。申し込む前に、いちど公式サイトで最新の内容を確認してくださいね。

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